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zoom RSS [輪編みマニア] 4)専用具で輪編み:リリアン

<<   作成日時 : 2005/12/29 00:26   >>

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編み針がなくても、輪編みは出来る。編み物出来る。そう、"リリアン"で。
輪編みマニア最終章(?)はリリアンの巻。

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 輪針2本で輪編み おまけ編
 その4 : 専用具で輪編み 〜リリアン〜
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リリアン、あるいは、リリアン編み。
王冠のような、円形にピンの並んだ筒状の道具と針を使って、糸を編んでいきます。まさに輪編み。
こちらのサイトが詳しいです。
 おアソビ探偵団 http://www.tnc.ne.jp/oasobi/index.html
  (25)リリアン

小学生の頃に一時期女子の間でまさに一大ブームとなったっけ。
学校帰りに、歩きながら編んだりもしてたなぁ。
これが輪編みだなんて、あの頃はそんなこと考えもしなかったよ。

平編み、輪編みにかかわらず、棒針編みというのはそもそも、はしごの段のように横に張られた糸を、上下の一方向にからませていというものです。
(編んでいて目を落としてしまったときに、期せずしてよく分かりますね・・・)
からませたところが「目」となるわけです。

画像

リリアン編みと棒針編みとの違いは、この「目」を1つずつ「ピン」に掛けておくか、全部を棒やらコードやらに掛けておくかというところだけ、かな。
リリアン編みのように道具を使った編み方は、フレーム式と呼ばれるもののようです。
「ピン」にぐるりと1周糸を回して、「ピン」に先にかかっている目をすくって「ピン」からはずす(と、目を回した糸にかぶせたようになる)、の繰り返し。
やったことがないので想像ですが、指編みというのも、要はこのようなことなのかなあ、と。

昔遊んだリリアンは、プラスチック製の、透明なピンクの筒。ピンが5本。ピンは細くピッチも狭いので、だいぶ細いひもが編めます。
文房具屋さんだとか駄菓子やさんみたいなお店で売った気がする。
最近は100円ショップなどで見かけるかな。
木製のおもちゃを扱うお店では、ヨーロッパ製(ドイツ製が多い)とおぼしき木製のリリアン編みなんてのが売られていて、物欲を刺激されます。
こちらはピンが3本とか4本とかな気がする。Yの字の形(=2本ピン)をしたものも。これって、2目の輪編みだー。輪編みのミニマム。

そして手芸用品店の一画には進化を遂げたバージョンがエントリー。
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・ワンダーリリアン(クロバー) http://www.clover.co.jp/
 →[商品カタログ]→[手芸用品]→[手芸針・用品]→[リリアン・アジアン結美](2ページ目)
   ※[手づくりムービー]のコーナーに使い方の動画あり。
     リリアン編みをやったことのない方、こちらでイメージをつかんでください〜。
   ※[Clover hot news]の[おもちゃコーナー]におもちゃ版のワンダーリリアンあり。
     アクセサリーを作るためのキットとして数種類。キラキラの糸なども。
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使ってみたけれど、たしかに使いやすい。ピンのついた円盤(ディスク)が中華料理の円卓のようにくるくると回るようになっているので、いちいち持ち替えなくても筒をもった手の親指で回せちゃう。うまくできてるなあ。
使える糸がちょっと太めに限られてしまうのだけれど。
発売元クロバーのアメリカのサイトには"Wonder Knitter"としてラインナップされてるけど、フレーム式の本家(推測)ヨーロッパのサイトには見あたらず。
海外(アメリカ?)では、"corker"、"knitting spool"、"knitting knobby"、"knittin mashroom"、"knitting Nancy"などなど、いろんな名前で呼ばれてるみたい。

もう少し目数が多くなったものはこちら。
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・アンデミルミル(ハマナカ) http://www.hamanaka.co.jp/
 →[Knit Tool]→[アンデミルミル]
   ※編み方説明用の画像など多数。[ハマナカ動画集]に動画も。
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名前にリリアンとはないけれど、立派なリリアン編み。
目数を変えたり、ゴム編みやガーター編みもできて、なかなか多機能。できあがる編み地の用途も増えます。

おもちゃ屋さん系では、こんなのも。ハンドルを回して編む「編み機」っぽいタイプ。
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シナモロール プチあみぐるみショップ(バンダイ)
シナモンロール あみぐるみショップ(バンダイ)
・あむあむたまご (トミー)
  ・マリーあむあむたまご
  ・くまのプーさん あむあむたまご
U・SA・HA・NA あみあみビーズニット(エポック)
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ハマナカからも「アイニット」という簡単編み機が出ていたようですが、ハマナカのサイトには見あたらないようです。まだ取り扱いのあるお店などもあるようですが、もう生産終了なのかな?

こういうの、むか〜しむか〜し、お年玉で買ったな。今でもあるんですねえ。しかもけっこういろいろと。
話がそれますが、あらためて見てみると、おもちゃでも、織機だとかフェルト、ポンポン、もちろんビーズ・・・一通り揃ってるのね。お年玉で買う子もいるかなあ。お正月にデパートに張り込んでみたいかも。

道具を買わなくても、ラップの芯やペットボトル、牛乳パック、段ボールなどなど、身近な素材を利用して同様のものを作れます(ハンドル付きは無理だけど)。大きさも自由自在。編みたいものに合わせて作れるのはなかなかいいですね。
2目から5目なら、指でもできるかな。(これが指リリアン編み?)
なお、リリアン編みは通常は輪編みの道具ですが、輪編みだけでなく、平編みもできます。(アンデミルミルやおもちゃの「編み機」にはちゃんと平編みのインストラクションもついてます)

「ひも」を編むのに、リリアン編みとI-cordとどちらが早いかは・・・どうだろう。
リリアンはもうただぐるぐると編んでいくだけだけれど、I-cordは1段編むごとに針をスライドさせたり、糸を引き締めたりとちょっとテクニカル(<あくまでも相対的評価)。リリアン有利かな。
まあでも、どっちもついつい没頭しちゃいがち。頭が空っぽになります。はまり系。

懐かしのリリアンは、はまって編んで編んで自分の背丈くらいまで編んだ気がする。
でもできあがったひもを何に使うということもなく。
今どきのリリアンは、ビーズを編み込んでアクセサリーに!なんてことになってもいるらしい。なるほどねえ。

記憶がおぼろげだけど、たしか、編むときに、糸をぐるっとただ五角形に回して掛ける方法と、星形に掛ける方法とがあって、出来上がりの編み地の感じが違うんじゃなかったかな。
うーん、星形に掛けるのは編み始めだけ(ちなみに、5本以外のピンの場合は巻き目みたいにねじりながら掛けるみたい)?
星形に掛けるのはさすがに輪針や棒針じゃ再現できなさそうなんだけどな。

ところで、私はリリ「ア」ンって言ってたけど(クロバーもリリ「ア」ンだけど)、リリ「ヤ」ンとも言うんだよね。元はリリ「ヤーン」(yarn:糸)な気もするから、ほんとはリリ「ヤ」ンなのかな。リリは何だ?リリー(lily:ゆり)?
と思いながら辞書を引いたら、ほんとに「lily yarn」みたいでした。和製英語のようです。
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 リリヤン [lily yarn]
 手芸の材料とする人絹糸を丸く編んだ組糸。リリ-アン。
 [ 大辞林/三省堂 ]
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ネットを検索して出てくる「リリアン」の由来には、"lily"は百合の花に似ているからという表記ははないけど、5本針のリリアンを編んでるところはなんとなく百合の花にも似てると思う。
あまり区別を意識してなかったけど、リリアンというのは糸の名前なのですね。じゃ、道具は「リリアン編み」?
昔ながらのあの道具には「ニッチング」という名前もあるようです。
・・・昔リリアンを編んでいた糸は、リリアンだったなぁと。リリアンでリリアン編みをしていたのか。ちょっとカオス?きれいな段染めの糸とかあったよねえ。ああ、しみじみ。


余談 その1:
リリアンについて、面白い記事を見つけたのでメモ。
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MMPかわら版(みんぱくミュージアムパートナーズ)
http://yaplog.jp/workshop/

国立民族学博物館
特別展「きのうよりワクワクしてきた。」
http://www.minpaku.ac.jp/museum/partners/brico.html
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奈良県の国立民族学博物館で今年(2005年)の3月〜6月に行われた展示の体験型イベントとして行われた「巨大リリアン」。
吹き抜けの展示会場の2階部分をぐるっと廻るフロアの手すりにずらりとリリアン編みの「ピン」をとりつけ、来場者にリリアンを編んでもらおうというもの。
編み進むと、編み地は1階へとどんどん垂れ下がっていって、やがて1階会場全体をすっぽりと取り囲んでしまう・・・!。
ハマナカの全面協力ということですから、巨大アンデミルミルと言うべきか?
これは壮観。これって、もしかして世界最大、史上最大の輪編みではないだろか?
リリアンは極めて小さな輪編みばかりでなく、極めて大きな輪編みもOK、と。

余談 その2:
リリアン糸って、指に掛けて編む編み方もあったよね。指編みともちがった、リリアン糸ならではの編み方。編むというか巻くというか・・・巻き増目みたいな感じ?編んでいくと、ねじ花のようなものができるのだ。画像
ちょっと前に実家に帰ったとき、なぜか姉が「見かけて懐かしくて買っちゃった〜」と、ほんとに昔懐かしいリリアン糸を買ってきて、その指で編む方法を思い出そうと試行錯誤(正確には四苦八苦)。
なんとな〜く指の形とか糸の運び方の雰囲気は覚えていたんだけど、なかなか思い出せなくて。
しかし、結局執念深い方(どっち?)がついにその謎を解き明かしたのであった(しかも数ヶ月後クリスマスのラッピングに応用されていた→)。
数十年の時を経て21世紀によみがえるリリアン。もしかして21世紀最初で最後の指で掛けるリリヤン編みなのではなかろうか。
こっちのリリアン編みは、編みあがってもランドセルだのなんだのにつけるくらいしか使い道がなかったんだよね。毛糸で編んだらなにか使えないかなあ。

今の子どももこんなことして遊んでるんだろうか。

(追記)
突然思い出したんだけど、リリアン糸をハートや星の形のリング状のものに編みつけて(上に書いた、指でかけていく方法に似てたような)いくっていうのなかったっけ。
それから、リリアン糸でちっちゃなわらじを作る、というのもあったような・・・。
一時期はたしかに夢中になったはずなのに、忘れてしまうものなのね。




追伸:ハマナカ様
編んでミルミル、種類がたくさんあるのですが、使い分けの基準がよく分かりません。
どのような違いがあって、どのように使い分けるのか、分かりやすくまとめていただけると助かります。

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