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「輪編みマニア」、勝手に連載中〜。 「輪針2本で輪編み」のおまけ編その3(いや、だからもはや完全に「輪針2本」ではないんですけど・・・)。 前回のI-cordに続き、棒針で編む輪編みのお話。 よろしければこちらもどうぞ。 ・[輪針2本で輪編み 基本編] ・[輪針2本で輪編み 応用編−複数同時編み−] ・[輪編みマニア 1)輪針1本で小さな輪編み:マジックループ] ・[輪編みマニア 2)棒針2本で小さな輪編み:I-cord] ------------------------------------------------------ 輪針2本で輪編み おまけ編 その3 : 棒針2本で輪編み 〜袋編み(たぶん)〜 ------------------------------------------------------ 玉付き棒針2本を手にとって、作り目をして、1段編んで、編み地を返して、また1段。 行って帰っての繰り返し。それは平編み以外の何ものでもなく。 されども、編み終わって針から編み地をはずせば、そこにあるのは「袋」なのです。 これが、棒針編み界最大のナゾ(<言い過ぎ)、「袋編み」なのだ(たぶん)。
初めにちょっと前置き。 なんで棒針の往復編みで「輪」が編めるか、ということですが。 まず、輪編みを思い浮かべてみます。その輪を半分にぺたんとつぶします。 絵では、向かって右が編み始めで、編み地の前半(=こちら側の半分)を青、後半(=向こう側の半分)を水色に塗り分けてみました。 赤は今編んだ段(後半はピンク)を示します。 この輪になった編み地をつぶして見ると、編む糸が往復編み(平編み)のように編み地の巾方向に行ったり(赤)来たり(ピンク)しているように見えます。 で、「行き」(往路)で輪の前半(青い目)を編み、帰り(復路)で後半(水色の目)を編んでいる、と。 もう少し細かくみるならば、前半と後半の目を互い違いに見えるようにすると、往路では前半の目(青)を編み、次にある後半の目(水色)は編まずにとばす、の繰り返し。復路はその逆。 ・・・なんとなく、なんだか往復編みでいけそう?な雰囲気。 これを踏まえて、袋編み。
<袋編み> 0段目: 棒針に作り目をする(何目でもOK) 1段目=輪の1周目の往路: 「表編み、すべり目」の繰り返しで最後まで編む。 ※すべり目は裏編みのように針を入れて目を移す。 裏編みと同様に、糸は移す目の前を通す。 (=表編みを編んだら、裏編みを編むように糸を前にもってきて、裏編みを編むように目を移して、(糸を向こうへ回して)次の表編み) ※最後の目は、目数が奇数の場合は表編み、偶数ならすべり目、となる。 最後まで編んだら編み地を返す。 2段目=輪の1周目の復路: 往路の最後が表編み(=目数が奇数)のとき:「すべり目、表目」の繰り返し 往路の最後がすべり目(=目数が偶数)のとき:「表目、すべり目」の繰り返し 1段目と2段目を繰り返して編む。 1段目(往路)と2段目(復路)とで輪編みの1周分になる。 (ので、1段目、2段目という呼び方はまぎらわしいかな。ご注意を。) 編み方、というか針や糸の運び方は1目ゴム編みの要領です。 1目ゴム編みのような編み方だけれど、ただし裏目は編まないで目を移すだけ。 目を移すときに糸は目の前を通す。 すべり目するところを編んじゃったり、すべり目のときの糸の回し方を間違えると編み地が輪にならないので要注意。 一応、絵にしてみます。 まずは往路。 (棒針にかかっている目を、右(編み始め)から@、A・・・と名付けました。 したがって、奇数(青)の目は輪の前半、偶数(水色)は後半の目です) Fig.1 初期状態(たとえば作り目ができたところ)。 Fig.2 往路を編みます。1目め(@)を表編み。 Fig.3 2目め(A)をすべり目。編まずに右(濃い茶)の針に移します。 目を移すときの注意: 裏編みを編む向きに針(濃い茶)を入れること 糸は移す目の前(自分のいる側)を通すこと Fig.4 3目め(B)は表編み。次の4目め(C)はすべり目。以下、表目とすべり目を交互に編む。 Fig.5 往路の編み終わり。ここでは目数が奇数なので、最後(H)は表編み。 編み地を返す。 続いて復路。 Fig.6 編み地を返したところ。編み地を返したことを示すため、編み地の色を水色にしてあります。 見てるのはさっきまで輪の向こう側にあった後半部分。 Fig.7 復路の1目め(H)。往路で表編みをしたので、これはすべり目。 Fig.8 復路の2目め(G)は表編み。以下、往路と同様にすべり目、表目、を交互に編む。 Fig.9 復路の編み終わり。最後はすべり目となる(目数が奇数なので)。 以下、往路と復路の繰り返し。 復路の最後の絵にあるように、1往復編むと、編んだ糸(ピンク)はぐるりと輪を描くことになります。おお、これは輪編みじゃないか! 往路と復路で編むところはご覧の通り輪になりますが、上の編み方では作り目は輪になっていないので、底が閉じた状態、すなわち「袋」になるわけです。 だから「袋編み」なんですね〜(たぶん)。 (作り目を輪にして掛け替えれば底の閉じていない輪(筒)が編めます) 袋になるなら、つま先から編む靴下に最適!と思い、編み始めてみたものの・・・ありゃりゃ、試し履きが出来なーい! 編み終わったところは確かに「輪」(筒?)になっているんだけれど、現役の目がかかっているのが棒針1本なので、口が開いてないのです。 この編み地の感じ、なにかとっても似たものを知ってる気がする・・・そうだ!油揚げ!しかもおいなりさん用のやつ。あれですあれ。あれをイメージしていただければ分かりやすいか? 試着はさておいて、靴下などにしようと思ったら、作り目をちょっと工夫した方がいいかもしれない。 (とはいえ、この編み方でかかとをどうクリアするのかは大きな課題だ) 「ひも」レベルのほんとに小さな輪編みは、I-cordよりきれいに仕上がる可能性あり。 I-cordの出来を左右する「裏を渡る糸を引き締める」がないから。 たかだか3目を編むのに針2本っていうのが大仰な感じはするんだけど。 それから、I-cordはただ表目3目、編み地をずらして、表目3目・・・の繰り返しなのに対して、袋編みだと表目、すべり目、表目、編み地を返してすべり目、表目、すべり目、と往復で1周だから、手数としては倍? そのへんは好みですね。 袋編みの編み地は、つぶした状態では厚い平編みの編み地に見えます。 でもって、外側になっている面は両方メリヤス編み。 というわけで、丸まらないメリヤス編みのマフラーを編みたい場合などにも使えます。 もちろん丸まらないメリヤスマフラーは輪編みでもいいんですけれども。 輪編みとの違いは、底がすでにできていることと手数(が増える)ということかな。 編み地の一部だけを袋編みにすることも出来るんじゃないかな。(袋編みでない編み地に合わせて目数や段数の調整が必要でしょうけど) 袋編み→両面メリヤス編み、とくれば、ここから両面編み込みへと話しは続くわけですが、 それはまた別の機会に。 袋編みの編み方自体はもちろん棒針でなく輪針でも可、なわけですが、これは玉付きの棒針でも輪に編める、というのがポイントですね。 なんと素晴らしい発想であることよ。 以上、棒針で輪編みができる、というお話でした。 これが「袋編み」でいいんでしょうか。 (この回いつにも増して自信なし。間違いなどあればご指摘ください) 輪編みマニア、次回、ついに小さな輪編み問題に決着が!最終兵器の登場です<? しろまる画伯、がんばって(調子に乗って)描いた割には、絵より文章の方が分かりやすいんでない? -- ※以上、しろまるの個人的見解です。正確性の保証はできません。多分に我流ですし、もちろんこれが唯一の正解ではありません。ご利用は計画的に&ご意見・ご感想・ご指摘etcはお気軽に。 Copyright(C) 2005 Shiromaru. All Rights Reserved. |
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なんだか私の方がマニアのごとく訪問してしまっているのですが…(^^; |
アスカ 2005/12/22 11:20 |
大歓迎ですよん。昔から「マニアはマニアを呼ぶ」って言うし<? |
しろまる 2005/12/22 12:52 |
『ビアンフェ』はNo27、 |
アスカ 2005/12/22 14:07 |
しろまるさん、こんにちはー! |
LEY* URL 2005/12/22 16:57 |
>アスカさん |
しろまる 2005/12/23 00:18 |
ん〜、どんなものだと説明すれば良いのかな? |
LEY* URL 2005/12/26 22:13 |
>LEY*さん |
しろまる 2005/12/29 10:50 |
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